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移乗介助について②

皆さんこんにちは。ヘルパーの高橋です。

前回こちらのブログにて移乗介助について書きましたが、

今回はその続きを書きたいと思います。


今回は移乗用リフトについてです。

皆さんは移乗用リフトを使用しての移乗介助をした事がありますか?

僕は実際に介助サービスで移乗用リフトを使用するのは今年の4月が初めてでした。

今まで僕は老人介護施設で長く勤めてましたが、

老人介護の現場で使用した事はありませんでした。

見た事もありませんでした。


障がい者身体介助の現場では頻繁に使用されているようです。

移乗用リフトといっても様々なタイプがありますが、

主に使われているのは㈱モリトーの「つるべー」シリーズです。

やはり一番使用頻度の多いベッド⇒車椅子間の移乗に使用されてます。

ベッドに接続する形のタイプをよく見かけます。

移乗用リフトというと機械的で難しそうというイメージがあるかと思いますが、

「とっても簡単なんです。」


つるべーの機能としては

① 上げる

② 柱が回る(270度ほど)

③ 下がる

とてもシンプルです。

コントローラーも介護用ベッドのコントローラーに似ています。

介護用ベッドの高さ上げ下げ

介護用ベッドの背上げ下げ

↓↑ボタンのあれです。あのコントローラーと似ています。

次に移乗法についてです。

※ご利用者様と移乗用リフトを繋ぐスリングシートを使用します。

スリングシート装着法

装着時の注意点

・アンカー部がご利用者様の顔にぶつからないよう注意


スリングシートでの移乗

スリングシートの外し方


このスリングシートはご利用者様の体を包み込む様な形でつるべーで

吊り上げるイメージです。スリングシートのメリットは利用者様は包みこまれるので、

安心感があり吊り上げられている抵抗感も少ないです。

又、ご利用者様の体の合わせたサイズがあります。

デメリットとしてはご利用者様の身体状況によっては装着、

取り外しが難しい場合もあるかと思います。

その様な場合にお勧めなのが

「ベルトタイプ」です。

こちらは幅約20cmほどで長さ約1メートルのクッション状のベルトです。

2本使用します。

1本は背中、2本目は膝下にセットし2本のベルトをつるべーに引っ掛けて吊り上げます。

こちらのベルトタイプは装着、取り外しがスリングシートより簡単です。

以上、リフトの使い方等を書きました。


移乗用リフトは介護先進国の北欧やオーストラリアではとても普及していて移乗の際には必ず使用するそうです。「もちあげない介護」が主流だそうです。

。日本では全くリフトが普及していない状態ですが、今後普及していく事を願っています。





最後までこちらの記事を読んでいただき、ありがとうございました。


ヘルパーステーション

グッドスマイル

高橋敦

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