グッドスマイル
管理者の金子です。
秋ですね・・・
日が暮れるのも早くなり、黄金色になった稲は収穫時期になりました。
5名いるクルーのうち、3人が稲花粉。私も稲にやられている人です。
面白いことに?みんな症状が違い
「目が痒いー」「頭いたーッ」「くしゃみ止まらないー」
ワードが連日飛び交っています(笑)
今回は利用者のほっこり話しをひとつ・・・
利き手に軽度の麻痺があり、記憶障害も持っている利用者さん。
最近リハビリの一つとして日記を書くことになったそう。
無造作にテーブルに置かれた見開きのノートに、
その日の出来事や自身の想いなどが綴られていました。
日記なので、さすがにマジマジと見る訳にもいかず目を反らしたのですが、
本人が「見てくーださいー」とニコニコしながら見せてくれたので拝見すると・・・
喜びと感謝と安心で溢れた文字がそこにはありました。
「自分の我儘をきいてくれてヘルパーさんありがとう。
おかげで作りたかったスープを作る事ができました。感謝。」
「旦那さんと買物に行って楽しかった♡」
「定期受診で、ハッキリとズバッと物事を言ってくれるドクターに代わった。
前々から抱いていた悩みが一瞬にして解決。嬉しい」
日記を初めて3日目。ノートの一番下には、
「今日は頑張りましたね。その調子でいけばいいと思います!」(ご主人の名前)
と何気ない一言が。
いつの間にか交換日記になりました。
見てください。と言われたからとは云え、
本当に日記を見てよかったのかと今でも考えます。
内容の良し悪しではなく、
文字には利用者さんの想いが言葉短くともギューと詰まっていて、
1つの世界がそこにはあったからです。
夫婦のコミュニケーションは傍から見ても十分に取れているご夫婦ですが、
何気ないご主人の気遣いに利用者さんもどこか嬉しそうで。
そんな姿を見た私も、
いつの間にかほっこりと利用者さんに微笑んでいる事に気づきました。
通常のサービス提供では得られない時間を貰ったようで、嬉しかったです(*´ω`)

ヘルパーステーション
グッドスマイル
金子 加奈子
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