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「自宅での暮らし」

皆さんこんにちは!

グッドスマイルの星野です。


先日、以前利用されていた利用者様がお亡くなりになったと

担当ケアマネジャーから連絡があり、とてもショックを受けていました。



その利用者様は自宅で一人暮らしをされていましたが、

食事の準備や掃除、入浴等の支援が必要であった為、

市内に住む娘様が毎日自宅に通って支援されていました。

娘様の介護負担を考慮し、ヘルパーにて週2回の入浴と食事の準備の

支援を行うこととなりました。


利用者様はとても穏やかな性格の方でしたが、

支援当初は遠慮されていることもあるのか、

動作の声掛けに対して、抵抗されることもありました。


徐々にヘルパーの顔も覚えてきて、

訪問し、体調を伺うと、

「○○さんが来てくれるから安心して生活してます!」

と笑顔でお話してくださいます。


自宅で生活をされる上での栄養面の不足や、

時折自宅内で転倒をされる等、

自宅での生活に不安が大きくなってきました。


ご本人からも「もう施設に行くしかないようです。」

と悲しそうにお話しをされることもありました。


そんな中施設入所の話が出て、あっという間に施設入所が決まり、

ヘルパー支援が終了となり、その後1か月もしないうちにお亡くなりになりました。


住み慣れた自宅でご本人もご家族も安心して日常生活が送れる様に支援する事が

僕たち訪問介護の役割であります。

もちろんただのお世話役ではありません。

より長く在宅生活ができるように

自立支援含めた支援や提案をする事が重要です。


施設に入所することがどうこうでなく、

もっとその利用者様が自宅で暮らせるように

何か考えられなかったか?提案できなかったか?支援できなかったか?

今回のケースでとても考えさせられましたし、

自身の未熟さを痛感しました。


今後も様々なケースで支援する事があります。

今回のケースを自身の経験値とし、

できる限り住み慣れた自宅で、安心した日常生活ができるよう

支援や提案をしていく事がその方への恩返しであると、

常に自身に言いかけたいと思います。





ヘルパーステーション

グッドスマイル

星野文平

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