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「利用者の想い、願い」と「制度」

新年度が始まり1ヶ月が経ち、

新社会人や進学、進級と云った環境がガラリと変わった方々も

少し落ちついてきた頃でしょうか。

季節が変わっても相変わらず国内外ではコロナの話題が尽きません。

ワクチンいつ打てるかな・・・と思いながら毎日業務にあたる日々です。


さて、今回は利用者様のお話しを少し・・・

とある病気にて入退院を繰り返し、退院直後の支援は手厚く設定されている為、

1日数回の訪問を毎日行っています。

現在、在宅での生活も落ち着き自立ヵ所も多いため支給量の見直しがかかりました。

それにより大幅に提供時間が減る見込みが出たのですが、

本人やご家族からしたら環境が変わる事に心配と不安でしかなく、

現状維持を望まれたのです。


ここでの課題は2点。

「利用者の想い、願い」と「制度」


介護の仕事に携わっていると必ずやと言って良いほど、

大なり小なりこの問題が起こります。

個人的に言えば、何とか「声」に応えたいと思う反面、

制度の中で業務にあたっている以上は自身の感情だけでは

安易に動けないのもまた事実。

でもこの「葛藤」が「考える事」として自身に経験を与えてくれているのかと思います。

・介護される側とする側の落としどころはどこか?

・様々なパターンのケアプランの提案をしてみよう。

・「制度」ばかり注視して別の糸口は他にないだろうか。


などなど。

双方にとって100%納得いかなくても、

何にせよまずはアクションを起こしてみない事には始まりません。

やってみてダメなら次へを繰り返す事で揉み進まなければ

2点が重なる事はないのではないでしょうか。

運び方を間違えると、小さな事が大きくなるので慎重に慎重に・・・

介護する側は個人どころか各支援事業所単体で動く訳ではなくTEAMなので、

協力体制の元、最終的に利用する側される側、同じ向きに進む事を目指し、

今自身の出来る事を活かしたいと思います。






ヘルパーステーション

グッドスマイル

金子加奈子

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